スマッシュドライヴのVo&Drクラカワ トモヤです。

なんか最近、クラカワの話が

バンド音楽ネタから離れて行っている」

と思われがちですが、

実は、僕の中では一緒なんですよ。

だって、僕のファンの人達って
割と(というかほとんど)男性で、

しかも、

「俺はバンド(音楽)で喰って行きたい!」

って人が少なく無いと思うんですね。

実際、僕は
音楽プロデューサーという顔もあったりして

『アーティストさんを仕事として成立させる』

というのが仕事。

素晴らしい音楽を
創りだして行くのは当たり前。

1人でも多くの
『求めている方々』へ
届ける事も重要だと思うんですよ。

なので、日々
マーケティングやビジネスなどの勉強は怠れないわけです。

っと、前置きが長くなりましたが。。。。

今日、FBで発見した『はあちゅう』さんの記事が
余りにも腑に落ちたのでシェアしようかと。

はあちゅうさんが言う|一億総お店屋さん時代

ストレスと引き換えにお金をもらう時代は終わる|サムネイル
ストレスと引き換えにお金をもらう時代は終わる

この記事をFacebbokで偶然発見。

ジャンルこそ違えど、
僕がSweetest時代にやりたかった事ってまさにこれ。

当時、ROLANDさんのVS-1680などのハードディスクMTRの登場で
音源は自宅で気軽に創れるようになった。

でも、それを求めてる音楽ファンの方や
ファンになってくれるであろう潜在的な方へ
届けるにはまだまだ個人レベルでは難しくて。

どうしてもメジャーなどのメーカーや
テレビ、ラジオ、紙媒体などのメディアを
頼らざるを得なかったんですね。

Sweetestで夢見たことは音楽だけでは無かった

さて、今の若い方々からは信じられないかもだけど、

当時はYouTubeはおろか、音声なんかも
ネット上でやりとりするのがしんどくて
インターネットの恩恵が
全くと言って得られなかったんですね。

なので、上記したように
どうしてもテレビなどのメディアパワーが
どうしても必要だったんですよ。

要は、メジャーとかに行かないと
音楽で喰って行くというのは現実的ではなかった。

なので、僕は口コミレベルでの

『独自人的ネットワーク』

要は自分たちだけの土俵を作って、
そこから発信、拡散の仕組みを創っていった訳です。

で、アーティストさん各自が
自分たち専用のレーベル(レコード会社)を持って
自分たちでビジネスしていく。。。

上記の『はあちゅうさん』の記事にあるように、

『一億総お店屋さん時代』

要は、大企業などに勤めるのではなく、
音楽家を中心に背中を見せて
『起業』を促して行けないかと。

当時、Sweetestに色々問題があったと思う。

反省点は山のようにある。

しかしながら、
「当時やっていた事が社会に出て役立っている」と
言ってくれる人も少なくない。

音楽と言う入口、見せ方ではあったけど、
企業や会社に勤める事がメインストリームではなく、

個人が輝く時代を創っていく、
という事の啓蒙活動でもあったんですね。

Sweetestで日本の在り方を変えて行きたかった

政治家さんが政治家になるためには票が必要です。

票を集める為にも活動していく為にも
政治家さんには献金が必要です。

政治家さんへの献金金額は
イチ個人レベルではとても出来ない。

なので、大企業の社長さんや
資産家・資本家の方が出すことになる。

そうなれば、政治家さんは
資本家さん達のための政治を
恩返しの為にするのは当然。

そうなれば、
大企業や資本家さんはより儲けて、
その会社に勤めていたりする
一般市民との格差は広がるのは必然ですよね?

なので、みんな安易に会社へ就職せず、
自分で起業するという事がスタンダードになって行けば
大企業は生きられなくなります。

どんな会社だって労働力が無くなれば
回らなくなるじゃないですか。

で、個人事業主の方々が小額ずつでも
政治家さんへ献金するようになれば、
当然、民草の為の政治をするようになりますよね?

要は、今の日本や世界を創っているのは
国民一人一人の考え方の次元や
日々の在り方の結晶なんですよ。

我々がもっと賢くなったり、
自立して行こうとしなければ
この悪循環は改善されていかないでしょう。

選挙自民党さんが勝っても、
民進党さんや野党連合が勝っても
結局同じ事の繰り返しなんです。

良くも悪くも、
我々国民が変わる事で流れが変わって行くのです。

『一億総お店屋さん時代』

この響き、僕には

『一億総起業・自立時代』

にも聞こえて、
本当に素晴らしい言葉だと思った次第です。

スマッシュドライヴ
Vo&Dr クラカワトモヤ